iOS 16ではロック画面と共に「通知」も大幅に変更され、通知の表示形式を変更出来るようになりました。
又、以前のiOSの通知のように通知でロック画面が占有される事はありません。何故ならiOS 16では最新の通知のみが表示するようになっていて、それ以外の通知は「通知センター」で表示するようになっているからです。
尚、通知センターの基本操作についてはこちらを参考にしてください。
通知の表示形式には3パターンあります。「件数」、「スタック」、「リスト」と呼ばれる表示形式で、標準は「スタック」になっています。
「件数」とは画面の一番下に通知の数を表示します。この部分をタップすると通知を確認できます。「スタック」とは画面下部に通知を重ねて表示し、新しい通知から順に上から表示します。「リスト」とは通知をリストで表示します。
通知の表示形式を変更するには、「設定」の「通知」をタップして、通知の表示方法を変更します。
全ての通知を表示する「通知センター」を表示させるには、画面一番下より少し上の部分を上にスワイプします。画面一番下を上にスワイプするとホーム画面を表示します。
通知を設定するには、左側にスワイプします。目一杯スワイプすると通知は削除されます。
スワイプを途中で止めると次にように表示します。設定するには「オプション」をタップします。削除するには、「すべて消去」をタップします。
「オプション」をタップすると次のように表示します。「1時間通知を停止」、「今日は通知を停止」、「設定を表示」、「オフにする」から選択出来ます。
「設定を表示」をタップすると、「設定」の「通知」のそれぞれのアプリの設定を表示します。
ここではTwitterアプリの通知の設定を表示していて、ロック画面のみ、通知センターのみ、バナーのみ、それらの組み合わせ、といった細かい設定が可能です。
ところで、通知から「設定」アプリが開くという事はホーム画面に戻れる事を意味します。通知はロック画面から表示するため、それではロック解除しなくても「設定」アプリを表示出来るのかというと、それは当然出来ません。「オプション」をタップするとFaceID、パスコードを使用が表示して先に進む事は出来ません。
しかし、万一iPhoneを紛失した場合、第三者に通知を全て見られる上、消去する事も出来てしまいます。そこで、ロック画面からは「通知」を表示させないように設定しておく事がおススメです。
「設定」の「FaceIDとパスコード」ないし、「Touch IDとパスコード」で「通知センター」をオフにします。
この設定によりTouch IDのiPhoneはロック画面からは通知は表示しません。FaceIDのiPhoneは顔を認識すると通知を表示します。顔を認識出来ないと通知は表示しません。