無料アプリをApp Storeからインストールしようとする際、「App内課金」と表示されることがあります。ここでの「App」とはアプリを指します。ただし、「課金」という言葉によって、果たしてそのアプリが有料なのか疑問を抱く方もいるでしょう。
結論を言うと、「App内課金」は無料です。アプリをインストールする事自体は無料です。
例えば、ゲームをApp Storeからインストールしようとすると「App内課金」と表示します。
「入手」の下に非常に小さく「App内課金」と表示しています。
画面を下方向にスワイプすると、「App内課金について」という項目があります。
「App内課金」についての詳細が記されていて、「App内課金」には4種類があると記されています。(現在は英語で)
「消費型」とは必要時に毎回購入しないとならないゲームの通貨(コインや宝石など)、「非消費型」とは広告の削除やゲームの完全版のためのロックの解除など、「自動更新のサブスクリプション」とはApple Musicのような月額定額料金が生じるもの、「継続なしのサブスクリプション」とは一定期間限定のシーズンパスのようなサブスクリプション。
サブスクリプションは料金がかかりますが、それ以外は基本的には無料である事が分かります。
具体的には、「App内課金」とは、ゲームをダウンロードすることは無料ですが、遊ぶためには「追加機能」が欲しくなり、それらは有料ということになります。LINEは無料アプリですが有料のスタンプがあります。
そのためにiPhoneには、例えば子供がゲームを楽しむためにこの「追加機能」を勝手に買うのをブロックする機能があります。
「App内課金」をブロックするには「設定」の「スクリーンタイム」をタップします。
はじめてスクリーンタイムをタップすると次のように表示するので「スクリーンタイムをオンにする」をタップします。
「続ける」をタップします。
「これは自分用のiPhoneです」「これは子供用のiPhoneです」と表示するので「これは自分用のiPhoneです」をタップします。
次の画面を表示します。「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
「これは子供用のiPhoneです」を選択した場合は以下のようになります。
「休止時間」を表示するので、ここでは「あとで行う」をタップします。
「App使用時間の制限」を表示するので、ここでは「あとで行う」をタップします。
「コンテンツとプライバシー」を表示するので、「続ける」をタップします。
「スクリーンタイム・パスコード」の作成画面となります。これは通常のパスコードとは異なるパスコードで4桁のパスコードを入力します。再入力画面が表示するので同じパスコードを入力します。
「スクリーンタイム・パスコードの復旧」を表示するので、Apple IDを入力して右上のOKをタップします。
Apple IDのパスワードを入力して右上のOKをタップします。
次の画面を表示します。「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。
「コンテンツとプライバシーの制限」がオフになっています。
オンにすると設定項目がアクティブになります。「iTunes及びApp Storeでの購入」をタップします。
「App内課金」をタップします。
「許可しない」をタップします。これで「App内課金」はブロックされました。
LINEでコインチャージしようとするとブロックされます。