iPhoneの「コンパス」アプリは、方位を示す方位磁石として使う事が出来ます。以前は地面の傾きを測定出来る水準器もコンパスから計測出来ましたが、iOS14からは「計測」アプリから使うようになっています。尚、iPadには「コンパス」アプリ付属していません。「計測」アプリは付属しています。
コンパスはホーム画面にアイコンはありません。iPhoneの標準のフォルダー(便利ツール、ユーティリティ、Extras)にあります。フォルダーをタップします。
「コンパス」アイコンがあるのでタップします。
最初に「コンパス」をタップすると「位置情報の使用を許可しますか?」と表示するので、「許可」をタップします。
方位磁石として使うには、+を中央の十字カーソルに合わせます。
ぴたりと収まるとOKです。方角が決まった後に画面をタップすると方向がロックします。赤い部分はロックした方向からのずれです。ロックした方向は、再度画面をタップすると解除できます。
北緯XX° 東経XX°という部分をタップすると、「マップ」アプリが起動してiPhoneが向いている方向の現在地の地図を表示します。便利な機能として現在地の高度を知る事が出来ます。しかし、高度を表示しない機種もあります。
画面左上の「コンパス」をタップすると戻ります。
尚、Appleのホームページには基本的なナビゲーションを支援する目的のみで使用するように記載があります。性格な位置、方向などを特定する場合は信頼しないよう記載されています。節分に恵方巻きを食べる際に計測する程度が良いのではないでしょうか。ちなみに令和6年は東北東となっています。